たばこ税は、2010年10月1日より引き上げられ、たばこ1本につき税金を3.5円の引き上げが行われました。 メーカーによる値上げもなりましたので、一箱あたりの値上げ額はおよそ100円程度に達しました。 過去にも、たばこ税の増税は行われていたのですが、それに比べて非常に値上げ額が大きかったので「増税前の駆け込み需要」などがあったり、増税後は一時的にたばこの需要が減少したり、と様々な混乱がみられました。 2010年10月の増税は「たばこは健康に害をなすものなので、増税をすることで、たばこを断念せざるを得ない人が出れば、健康の増進につながる」「医療費が抑制できる」といった、様々な効果が期待されたものでした。 実際に、禁煙に挑戦した人がいたり、今回の増税では禁煙しなかった人の中にも、もっと価格が上がったら禁煙する、という考えを持つ人が、増えているようです。 病院や公共施設などで「肺がんになった肺」の写真を、あえて掲示するといった方法で、たばこをやめるように促すという動きが広まっていますし、たばこのパッケージ自体にも「健康を害する恐れがあります」と書かれています。 たばこをやめれば、その分の出費も抑えられるのですから、たばこをやめる方向に、一歩踏み出してみましょう。 |
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