たばこ税とは「たばこ税法に基づき、「製造たばこ」に対して課される税金」のことを指します(国たばこ税)。 たばこ税の税率は、「1000本ごとに何円」と決められており、またたばこには「たばこ税」だけではなく、たばこ特別税、市町村たばこ税、道府県たばこ税なども加算されることになります。 たばこを購入した場合には、その費用のうちおよそ60パーセント以上は「税金」になるという計算で、これだけを聞くと「とても高い」というイメージが沸いてしまいます。 ただ、世界各国のたばこ税をみると、デンマークやポルトガルのように、たばこを買った場合の費用のうち80パーセントを税金が占めるというケースもありますので、日本だけが高いたばこ税を設定しているわけでは、ないようです。 一方で「世界各国のたばこ税やたばこの価格は、生活水準・物価、あるいは税制の違いなどが異なる環境で定められたものであり、単純にパーセンテージで比較することはできない」という意見もあります。 たばこは「体に害をなす」という面が確かにありますので、たばこ税が引き上げられることで「経済面から節煙・禁煙をせざるを得ない」ということも、健康には良いことかもしれませんね。 |
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